• 2014.9.11

運転士が急にトイレに行きたくなったらどうするの?

運転士最大の敵とも言っていいのが「トイレ」の問題です。ウェディングプランナー時代はトイレにいくチャンスに困らなかったのですが、バス運転士に転職してトイレに行く機会の大切さを痛感しましたね。

まず、食べる物に気を付けたり、水分補給を少なめにしておくなど、運転士ごとに体調管理をするのが基本となります。とは言っても生理現象ですから突発的な腹痛に襲われることもゼロではありません。そのため、私の場合は突発的な腹痛に備えて薬(下痢止め)を常備しています。ちなみに入社時に緊急用として買ったこの薬、実際使ったことはないので効果はわかりませんが常備している運転士は多いようですよ。

さて、バスは出発すると終点に到着するまでトイレのチャンスはなかなかありません。
しかも、終点にトイレがあるとは限らないので出発前のトイレは必須と言えます。

しかし、先ほども書いたように「腹痛」だけはどうしようもありません。私も腹痛の経験が数度あるのですが、いずれも回送中や終点間際だったので事なきを得ていますが、「始発からわずかで腹痛に襲われたら…」と思うとゾッとします。

ちなみに、どうしても我慢できない場合は公共施設などトイレがある場所で停車させ、お客様に断り安全対策を施した上でトイレに駆け込むケースが多いようです。このような場合、「生理現象なので仕方ない」考えるのですが、過去には問題視する記事を新聞社が掲載し物議を呼んだこともありました。

▼以下引用

エンジンを切り、ハザードランプを付け、タイヤに車止めをした上で、バス停のすぐ前にあるファミリーレストラン「ガスト鵠沼店」に駆け込んだ。江ノ電によると、戻ってくるまでにかかった時間は1分30秒程度。約20人の乗客がいたが、特に苦情は出なかったという。

バスは辻堂団地と藤沢市北口を往復していたが、JR東海道本線の辻堂駅前に11月にオープンしたばかりの大型商業施設「テラスモール湘南」の影響で周辺道路は大渋滞、定刻から約30分遅れて運行していた。このため、折り返し地点でトイレに行くタイミングを逃してしまった模様だ。業務開始時の点呼の際には、特に体調に異常はなかったという。

江ノ電では、運行上大きな問題はなかったとの立場だが、一連の経緯を朝日新聞が2011年12月13日、神奈川県版で「乗客残し『トイレ行かせて』 江ノ電バス運転手、渋滞で我慢できず」との見出しで記事化。産経新聞も、これを追いかける形でウェブサイトと12月14日付「サンケイスポーツ」に記事を掲載した。両記事では、乗客を車内に残したままだった点を強調しているようにも見えるが、ネット上では「これのどこがニュースなのか」といった疑問の声もある。

(JCAST 2011.12.14)

確かに転動による事故など実害がないわけなので記事にするのは如何なものかと思いますが、こんなことでも記事になってしまうのが実情です。つまり、一般人から運転士を見た視線は他より異なるのは確かなので、トイレに行くタイミングひとつにしても管理が求められる仕事ということですね。

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