• 2014.10.27

路線バスの前に割り込む車、車内事故になれば割り込み車両も処罰の対象に!?

「今日はイライラせずに行こう!」と余裕を持って運転するようにしているのですが、やはり感情に流されてしまうこともしばしば。

先日もツイートしたのですが、バス停から出発しようと右ウィンカーを出しても猛スピードで追い越していく車が多いんですね。一応、交通ルールを確認しておくと…

道路交通法第31条2(乗合自動車の発進の保護)

停留所において乗客の乗降のため停車していた乗合自動車が発進するため進路を変更しようとして手又は方向指示器により合図をした場合においては、その後方に ある車両は、その速度又は方向を急に変更しなければならないこととなる場合を除き、当該合図をした乗合自動車の進路の変更を妨げてはならない。

と決まっているものの、実際は進路を譲ってくれる車は2割あれば良いほうです。ただ、譲ってくれる車を待っているとあっという間に1分・2分と時間が経過してしまいますので、ゆっくり動き出して(多少強引ですが)譲ってもらうときもあります。こうでもしないと幹線道路の場合は出発できないのが路線バスの実情で、結局イライラしてしまいます。

そんな中、ウィンカーを出したらパッシングをして合図をしてくれた1台の乗用車。パッシングで合図をしてもらえること自体が珍しいので「おおっ」と驚いたのですが、よーくサイドミラーを見てみると「仮免許練習中」の補助プレートがついています。

「なるほどね!」と納得。

旧ブログでも頻繁に書いていたのですが、「路線バスの優先発車」や「横断歩道での歩行者優先」など、細かなルールは意外にないがしろにされているように感じますね。もちろん、私自身も例外ではなく運転士なる前を振り返ると大きなことは言えないのですが、「大きな事故の原因には細かな違反やヒヤリが無数にある(ハインリッヒの法則)」と言われていますから初心忘れずに行きたいものです。

さて、バス発車時というと、他にも「割り込み車両」などを見かけますが、こういった車が原因で急ブレーキを踏み、乗客が転倒して怪我をすることもよくニュースで見聞きします。私も数度ブレーキを踏まされた経験がありますが、万一、車内事故になった場合は割り込んだ車両も責任が発生します。一例ですが…

▼以下引用

8月29日夜、愛知県名古屋市熱田区内の市道で、名古屋市交通局が運行する路線バスの直前にタクシーが割り込み、追突回避のため急ブレーキを掛けたバス車内で乗客が転倒、10人が負傷する事故が起きた。警察ではタクシー運転手から事情を聞いている。

愛知県警・熱田署によると、事故が起きたのは8月29日の午後8時35分ごろ。名古屋市熱田区金山町2丁目(N35.8/E136.54)付近の市道で、第1車線を走行中の名古屋市交通局が運行する路線バス(栄発/泉楽通4丁目行き)の前方に、第2車線側から車線変更してきたタクシーが割り込んできた。

バスは追突を回避するために急ブレーキを掛けたが、車内で立っていた乗客10人が転倒、打撲などの軽傷を負った。警察ではタクシーを運転していた30歳の男性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

現場はJR金山駅近くの片側3車線区間。第2車線を走行していたタクシーが、路肩で手を上げた客のところに接近しようと、後方の安全を確認しないままで漫然と車線変更を開始。バスの手前に割り込んだことが事故の主因とみている。

(レスポンス 2009年9月)

これは極端な事例ですが、容疑までとはいかなくても保険の部分で責任が生じることもあるようです。

このようにバス停からの発車には危険が伴うわけで、この危険と隣り合わせの行為を毎日何十回と運転士は繰り返しているわけです。このあたりの事情を”察して”もらえるとありがたいですね。

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