• 2014.10.31

路線バスの暖房を支えるプレヒーターの価格は?

週末の今日は午前中からお昼にかけての勤務でした。ここ最近、朝自宅を出ると「寒っ!」と感じる日が続いていたのですが、今朝は「あれっ、暖かい」と思いましたね。あとで調べてみると愛知県の最低気温は16℃(一昨日は7℃)だったそうですよ。おかげでプレヒーターも使うことなく始発回送ができました。

ちなみにプレヒーターについては昨日のツイートで…

と書いたのですが、一応、補足しておきますね。

通常、車の暖房はエンジン熱を利用しています。しかし、寒い早朝・深夜はエンジンが温まるまで時間がかかります。そのため、暖気運転(早めにエンジンを始動させる)を行ってエンジンを暖めるわけですが、マイカーはともかく大きなバスともなるとなかなか水温計は振れてきません。そこで、暖房の熱源となる冷却水をボイラーで強制的に温める装置が搭載されており、この装置のことを「プレヒーター(予熱器)」と言います。

ちなみにエンジン熱は80度ちかくになるそうですが、北海道や東北などの寒冷地ではプレヒーターが無いと暖房能力落ちる(水温が下がる)ほど寒いそうですよ。

さて、一口にプレヒーターと言っても軽油タンクが燃料と同じタンクのものと、プレヒーター用に別タンクが搭載されているものもあるので1年生運転士だった去年の冬は乗る車両ごとに先輩に聞いて勉強したものですが、寒冷地ではない愛知県ではプレヒーターの導入は事業者によってばらつきがあります。実際、私の乗っているバスもプレヒーターが搭載されている車両とそうでないもの様々です。

「全車に搭載すればいいのに!」と現場目線では思うのですが、プレヒーターの導入価格は1台あたり約150万円(運輸局が行ったヒヤリング調査による)と言われています。また、燃焼させる燃料代も必要になりますので簡単には全車導入とはならないみたいです。

この他、寒い日ならではの装置もあるのですが、冬本番を迎えたころに紹介していこうと思います。

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