• 2014.11.18

いきなり路線バス車内で怒鳴り出す乗客!?

路線バスは公共交通機関と言いますが、「公共」ってどのような意味なのでしょう? 普段何気に使っている言葉ですが、意味を尋ねられると答えられない言葉って多いですよね。ちなみに大辞林によると公共とは「社会全体に関すること。おおやけ。」という意味だそうですので、公共交通は「老若男女、不特定多数の人が利用する交通手段」と言うわけです。

誰でも利用できる交通機関である故にマナーがとても大切なのですが、マナーを逸脱した乗客が運転士や乗客を困らせることがたまにあります。今日はそんな困った乗客について体験談を書いてみようと思います。

とある夜の乗務でのできごと。

私が運転する下り線(駅から住宅街へ向かう路線)の乗客は約10名といつもより少ない車内。この乗務で勤務も終了だったことも加わり、「これで、今日の乗務も終わりだー」と心の中は余裕モード全開です。しかし、しばらくすると後方から…

『って言ってるだろー!!』

と男性の怒鳴り声が車内に響き渡ります。

「ケンカ? 電話?」

慌てて車内ミラーでその男性を見たのですが、ケンカでもなければ電話でもありません。

「一体、何?」

突然の出来事だったのでびっくりしましたが、マイクで「他のお客様が驚かれますので…」とまずはアナウンスで様子をみます。「もっと強い口調で言えばいいじゃん」と思われる方もいるでしょうが、相手の状況がわからない中、いきなり強い口調でアナウンスをしてしまうと、相手を逆上させて思わぬ事態(暴力など)に発展する危険があります。しかし、運転席にいては防御のしようがありませんし他の乗客に危害が及ぶ可能性があるので、まずはアナウンスをして相手を様子をみることにしたわけです。

で、どうやら表情を見ると泥酔とまではいかないまでも酒気を帯びているような感じでしたね。つまり「酔っ払い」です。確かに、マスクを取ってみると、ほんのりお酒の匂いがしたように感じます。そして、怒鳴っているのはひとり言のようです。(なんか、仕事で嫌なことでもあったのでしょうか??)

「やれやれー」という感じです。

一応、酔っ払いがバスや電車内で騒いだときは

酩酊者が、公共の場所又は乗物において、公衆に迷惑をかけるような著しく粗野又は乱暴な言動をしたときは、拘留又は科料に処する。

と、「酒に酔つて公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律(通称、酩酊法)」で定められていますので、警察に通報すれば対処してくれます。しかし、物事の程度もありますし、いざ通報となると運行中断など色々面倒ですので、穏便にことを済ませたいのが本音です。

しかし、そんな願いとは裏腹にまたしても静寂したバス車内に怒鳴り声が…!! さすがに2度目は確信犯ですので「もー、ダメかー」とあきらめてバス停に停車、直接乗客に話をしにいくことにしました。

私が「恐れ入りますが…」と切り出すと、さすがに運転士が直接来たことも影響したのか、すぐに男性から「すみません」との一言。予想以上に話がすんなり終わったので良かったのですが、一応、会社に連絡をして運転を継続することに…

正直、逆上して話がこじれなかったので良かったのですが、3分くらいは対応で遅れましたので困ったことには違いありません。最終乗務で私も乗客もとんだ災難です。

みなさんもお酒を飲むときは公共交通機関やタクシーを使うことが多いと思いますが、みなさんも「酒は飲んでも飲まれるな」ということをお忘れなく…

ちなみに、翌日が休日だったので帰宅後つい”晩酌”をして私もストレス発散です!(笑)

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