• 2014.12.9

路線バスに乗るのが「怖い」と感じる意外な理由とは?

突然ですが、旅先で「路線バスに乗るのが怖い」と感じたことはありませんか?

と言うのも、運転士をしていると自社バスの乗降方法は「あたりまえ」と感じるのですが、このあたりまえのことが他の地域(事業者)に行けば全く異なります。

NAVERまとめでは『地方でいつの間にか「路線バスの乗り方がまったく分からない」人が急増していた!』という面白いまとめ(リンク)がありましたので読んでみましたが、おもしろいと言うよりこれが路線バス離れの原因のひとつなのかもしれません。

マイカーが普及しているので乗車方法がわからない人は若い世代かと思いきや、実は高齢者も乗車方法がわからずバス利用を敬遠している人が多いそうです。ちょっと意外ですよね。

でも、考えてもみれば、昔の清算方法は現金・回数券・定期券とわかりやすかったので難しさは感じなかったのですが、今はICカード・バスカード・電子マネーも加わりかなり煩雑になっていますので乗客が混乱するのも理解できます。

路線バスの乗車口にあるIC整理券(引用:wikipedia)

実際、後乗りのバスが来てドアがパッと開いた瞬間に上の画像のように機械がズラッと並んでいれば、「えっ! どうすればいいの?」となる人もいるでしょう。無事にこの難関を突破しても…

運賃箱(引用:奈良交通)

降りるときにこの”ラスボス”(運賃箱)をクリアしないと降りることはできません。しかし、「お金はどこに入れるの?」「おつりは出るの?」「整理券はどうするの?」「一体、いくらなの?」と疑問を感じつつドキドキしながら乗車している方もいるように感じます。

もちろん、このような状況に対応すべく、乗車案内をHPで公開している事業者や、子供・高齢者向けに乗車教室を開催している事業者もあります。

運転士レベルでは「お手持ちの整理券と一緒に前の運賃箱に…」などとアナウンスするなどしていますが、乗客が一番困惑するであろうこの運賃精算にフォーカスした場合、ICカードを日本の路線バスに全車導入すれば一番わかりやすいのかもしれません。余談ですが、乗客の9割がICカードでの運賃を精算すれば、バス停での乗降時間を4割程度削減できるとの研究結果も報告されています。

関東地区の鉄道では旅客収入全体のおよそ8~9割がICカード利用者と言われています。しかし、その一方でICカードの普及率は事業者・地域での差が激しいことでも知られています。この”地域格差”を是正していけば「地方の路線バスに乗るのが怖い」という人も少しは減り「気軽に乗れるバス」というイメージから乗客増も見込めるような気がするのですがいかがでしょう。

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