• 2014.12.28

バス運転士20名の年収と世代別年収を比較してみた

いよいよ今年も残すところあとわずかとなりました。バスの運転士に転職して二度目の年末年始となるわけですが、年末、大人の楽しみのひとつに「年末調整」がありますね。ちょっとした臨時収入になりますので毎年助かっているのですが、同時に源泉徴収票を見て自分の年収の低さにため息が出る今日この頃です。

さて、バス運転士と言うと必ずと言っていいほど「年収いくらなの?」という疑問がついてまわります。そこで、今回はバス運転士の年収について解説していこうと思います。

まず、年収と言ってもバス運転士の給料は、基本給、残業代などの他、事業者によっては、中休手当、キロ手当などバス運転士特有の手当もあるなど給与構成が事業者によって全く異なる点は押さえておいてください。例えば、愛知県最大手の名鉄バスの求人欄を見てみると

時給1300円(拘束時間計算)
※研修期間は時給1000円(最大29日間)

月収例:35万2716円
時給1300円×192h40m
+時間外手当1万6250円(時給1625円×10h)
+休日出勤手当7万8975円(時給1755円×45h)
+中憩手当5400円
+深夜勤務手当1625円

(求人ページより)

と、月給は時間給+手当で構成されています。実際、名鉄バスに限らず路線バス運転士はダイヤによって実働時間が異なることから勤務時間数に応じた給与形態(歩合給)である事業者が多いように感じます。もちろん、私が勤める会社も同じです。

さて、気になる年収ですが、年収の投稿サイト「給料・給与明細 年収いくら?」のデータをピックアップしてみました。

 地方 公・民 年齢 年収 残業時間 休出
1  関東 民間 42 580 65-75  月2-3
2 関東 民間 45 740 50 月2
3 東海 民間 36 420 月2
4 東海 公営 35 600 40
5  関東 民間 47 610 45
6 関東 民間 29 380 30-40 月4
7 中国 民間 50 460
8 中国 民間 39 430 30-50
9 関東 民間 41 430 40-70
10 関東 民間 43 700 20
11 関東 民間 27 450 20-30 月3-4
12 東海 民間 31 400
13 中国 民間 43 460 月2-3
14 関東 民間 54 750 80
15 東海 民間 44 400 20-40
16 関東 民間 51 690 45 月2
17 東海 民間 47 400 20-30 月4
18 関東 民間 47 380 40-50 月3
19 公営 29 500 40
20 公営 42 300 月4
平均 41.1 504  45.7 3.1
 年収ラボ 48.3 440    

あくまで投稿されているデータの集計ですので一概に言えませんが、事業者によってかなりの開きがあるように思いますね。ちなみに業種別年収サイト「年収ラボ」で計上されているデータも参考で書いておきました。ちなみに、転職サイトDODAの世代別年収データによると、41歳の平均年収が550万、48歳の平均年収が658万となっています。

さて、ここからは個人意見となりますが、路線バスは一度に多くの乗客(ピーク時には1台に70名以上)を輸送しています。しかし、道路上で一般車から保護されているわけでもなく、さらに、車内で乗客が転倒してケガをすれば、いくら原因が相手車両にあっても車内事故として運転士は刑事処罰(賠償)や行政処分(減点)の対象となるリスクもあるわけです。

一方、勤務面では長時間労働・休日出勤・不規則なシフトを強いられるため、正直「割に合わない」というのが率直なところのように感じます。昨今、バス運転士の人手不足が叫ばれていますが、色々な政策もさることながら、結局のところ給料をベースアップすればいくらか問題は解決するような気がしますね。最低でも世代別年収は欲しいところですが、ご自身の源泉徴収票を見てみなさんはどのように感じますか?

【関連記事】実は「ホワイト」なバス業界!?

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